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世界糖尿病デー企画「合併症体験ツアーへようこそ!」を開催しました

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楽しくやろう!糖尿病治療 ~知って得する☆糖尿病☆~

 

 平成22年11月11、12日に、1階ロビーにて、世界糖尿病デーのイベント『糖尿病合併症ツアーへようこそ』を行いました。糖尿病の有無に関わらず、糖尿病や合併症の進行予防につなげる目的で ”ツアー” と題し、スタンプラリー方式で各部門を回っていただきました。

 それぞれのブースで、その分野のエキスパートが「合併症」について趣向を凝らした内容の説明をし、参加者に体験していただきました。

 2日間に延べ1100名を超える方が参加されました。

 

 

写真:院長挨拶 写真:イベント案内幕

写真:世界糖尿病デーポスター

 

各ブースの様子

●医師

写真医師ブース:担当医師
「糖尿病腎症」「心筋梗塞・脳梗塞」「メタボリックシンドローム」「血糖コントロール目標」についてポスターを用いて解説しました。参加者の中には遠路はるばる刈谷から来られた方もいて、「現在通院している医院ではこのような話を聞いたことがないので非常に良かった」という感想もいただきました。研修医の先生に協力してもらい、非常にたすかりました。
写真医師ブース:指導の様子

●薬剤師

写真薬剤師ブース:相談の様子
 薬局では人体解剖図を壁に貼り出し、飲み薬の働き方について、わかりやすい図にして説明しました。
 興味のある方にはインスリン注射器を触っていただいたり、糖尿病薬クイズ(トランプ形式)に答えて頂きました。
写真薬剤師ブース:指導の様子と人体解剖図

●管理栄養士

写真管理栄養士ブース:栄養相談の様子
今年は腎症の食事に焦点をあて、ポスターで糖尿病食→腎不全食→透析食の違いを写真付で解説しました。
 ショーケースでは、外食のフードモデルの塩分量を展示しながら、0.15%の塩水を飲んでいただき塩味に対する味覚が正常かどうかチェックを行いました。また、ふだん目にする機会の少ないたんぱく調整食品の展示と試食を行い、腎症の食事紹介を行うとともに、栄養全般の相談を受け付けました。
写真管理栄養士ブース:ブースの全体図

●理学療法士

写真理学療法士ブース:ベンチプレス体験
理学療法士は、11日、12日の午前は脳梗塞、脳出血の片麻痺の擬似体験を行いました。
 11日午後には、運動療法として重要な「筋力トレーニング(ベンチプレス)」の体験を行いました。合併症として多く見られる脳卒中後の片麻痺について体験スーツを着用してもらい、模擬体験をしてもらいました。片麻痺の不自由さやそれによって引き起こされる不利益を実体験してもらうことで、糖尿病予防と治療の大切さを伝えました。また、ベンチプレスによる筋力トレーニングのデモンストレーションも行い、総勢100名をこえるかたがブースに訪れ、運動の方法や質問、介護の相談も受けました。
 糖尿病について、専門分野ごとかつ具体的に話を聞ける機会は少ないと思います。今後はこのイベントを継続することで糖尿病治療及び予防の啓蒙に理学療法士として関わっていきたいと思います。
写真理学療法士ブース:片麻痺の疑似体験

●臨床検査技師

写真臨床検査技師ブース:相談の様子 写真臨床検査技師ブース:血液測定の様子

血糖測定と「血糖値について」「HbA1cについて」を中心に説明しました。積極的に質問される方も多かったのですが時間がなく、お話できなかったのが残念です。長時間お待たせしてしまった方もいました。
その他に動脈硬化について、パネル展示と資料を配布しました。

●看護師

写真看護師ブース:ブース入口
 看護師ブースでは「神経障害」「糖尿病網膜症」という合併症を知っていただくために、2つのブースをご用意しました。

 

「神経障害」
 来場者に素足にてモノフィラメントや打腱器で足の感覚の鈍麻がないか確認させて頂きました。
 感覚鈍麻や痺れがあるとなぜいけないのか?視覚鈍麻や痺れが原因で糖尿病壊疽になった方の写真を展示しました。これには多くの方が「こんなになっちゃうの!」と驚きの声が聞かれました。
 多くの60歳代以上の来場者の素足を見させて頂き
・足の変形
・爪の切り方が問題
・靴の履き方が気になる
こんな方は、看護師CDEいち押しのフットケアにご案内しました。
フットケアは、おかげさまで連日大盛況!

 

「糖尿病網膜症」
 めだまんずの模型で網膜症とはどんなものか確認して頂きました。
 こちらも来場者は皆、「こりゃいかん。眼科は大切だ!」と口にし、眼科受診の大切さを実感して頂いたようでした。
写真看護師ブース:フットケア(足の変形チェック)
写真看護師ブース:フットケア(爪切り)
写真看護師ブース:めだまんず模型

●歯科衛生士

写真歯科衛生士ブース:相談の様子

 糖尿病の第6の合併症・歯周病を知っていただくために、 歯肉炎・歯周炎について、写真を掲示しました。写真とご自分の歯肉と比べていただき、自身の歯肉の状態を知ってもらいました。

 また、顎模型や歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを用いて、使用方法や疑問点などについて説明しました。

 歯周病についての相談も受け、その人に合ったセルフケアを提案しました。

●社会福祉士

身体障害者手帳についてのお話

・取得に心理的な抵抗はあるが、メリット、デメリットを聞きたいと問い合わせがありました。

・障がい区分や認定基準について説明し、該当性がありそうな点は医師に尋ねるようにおすすめしました。

・眼の手術後と歯の治療中の人から手帳の取得が可能かどうか問い合わせがありました。

アンケート結果

 参加された方に行ったアンケートの結果です。【対象者:114名】

参加者の性別

参加者性別割合(女性59%、男性41%)

 この企画をどこで知りましたか?

参加きっかけ(朝刊:6人、FM岡崎:1人、昨年も来たから:3人、スタッフに勧められた:11人、院内放送:9人、ホームページ:3人、市政だより:44人、ポスターチラシ:11人、病院に来たらやっていた:40人、)

 今後役立つと思うもの

今後役立つもの(歯周病:2人、社会制度紹介:3人、ベンチプレス:3人、フットケア:49人、血糖測定:58人、お薬相談:25人、栄養相談:59人、運動療法:27人、網膜症:37人、メタボリック:29人)

参加者メッセージ

 参加された方から多数のメッセージをいただきました。

写真:世界糖尿病デーマーク

  • 普段できない体験や聞けない話しなどが聞けてよかったです
  • 自分の知らなかった情報がたくさんあって、新たな知識を身につける事ができたと思います。遺伝的に糖尿病だったらと思って来て良かったです。ありがとうございました。
  • とても、全体的に役に立ったと思う。
  • 丁寧に相談にのってもらえてとてもよかったです。ありがとうございました。
  • 来て良かったと思いました。ありがとうございました。
  • 看病する方の話を聞いてくださってほっとしました。嬉しいです。今日は本人が来ませんので私が聞きにきました(妻)
  • 大変良かったと思います。また聞きたいと思います。
  • 偶然開催されていた事で食事療法を丁寧に聞けて良かったです。
  • とても良かったです。
  • この病院は糖尿病に関して熱心に取り組んでるので助かります。今後もがんばってください。渡邉先生がんばってください。
  • 今日はよいお話を聞かせていただきました。
  • 糖尿病以外の色々なお話も聞けて参考になりました。ありがとうございました。これからも足をきれいにします。家族のフットケアもやってみます。
  • 私の場合、近くの病院にお世話になっています。このような企画があるときは大々的にやってほしい。病院ではなかなか教えていただけないので(時間でゆっくり相談)等よろしくお願いします。今日はよいお話を聞かせて貰いました。

スタッフより・・・

スタッフが実際に体験、見学した感想

栄養相談で低タンパク米の紹介をしており、食いしん坊の私が試食してみたらこれが美味しかったです!患者さんからは不評だと聞いていましたが、意外に冷めてもおいしく感じました。私のお腹が空いていただけかも?

 

脳卒中の片麻痺体験では、片麻痺体験スーツを着せられT字杖で歩いてみました。「どうしてそんなにバランスが悪いのよ~」と思っていましたが、実際に体験してみるとこれがまた難しい!筋力のないお年寄りには難しいだろうなあと実感しました。その後ベンチプレスでの筋トレ体験として20㎏を持ち上げましたが、腕や胸・背中までも筋肉痛になったのは言うまでもありません・・・
患者さんに言うのは易しですが、なかなかできないものですね。

 

来場していただいた方から感謝の言葉をたくさんいただきました。2日目には朝刊を見て刈谷から道に迷いながらっ参加していただいた方もみえました。
大勢の方にご参加頂き盛況に終わる事ができたと思います。この場をお借りしまして全ての方に感謝いたします。

 

今後も患者さんのニーズに合わせた糖尿病療養に取り組んでいく所存であります。
変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。

写真:スタッフのベンチプレス体験  写真:企画参加職員