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医療情報室


医療情報室には"医療システム係"と"情報管理係"の2つの係があります。
医療システム係では診療録の管理(紙媒体および電子的データ等)と、これらを管理するシステムの導入・運用管理を行う業務を担っています。情報管理係では医師事務作業補助者(当院では医療秘書と呼ばれています)が医師の負担軽減のため事務作業の補助(代行)をおこなっています。

診療録管理の業務

平成30年4月現在、6名の診療情報管理士を含む9名のスタッフで業務を行っています。カルテ(診療記録)は、病院や医療従事者のものではなく、患者さん個人のものです。カルテは医療従事者が診療情報を提供する資料となり、患者さんが病気と診療内容を十分理解し、医療従事者と患者さんが共同して病気を克服するという患者主体の医療に必要なものです。そのために、カルテを適切に管理し、体系的に分類・整理することが必要となっています。また、大切な患者さんの情報を扱うため、慎重な扱いを心がけています。

1. カルテの管理

  • 医師が記載したカルテの点検(量的監査・質的監査)、退院サマリー(要約)の記載確認等、カルテが正確・迅速に作成されているか点検し、不足があれば医師に記載をお願いしています。また、院内文書を標準化し、適切な運用をめざしています。
  • 電子化されていない書類や、電子カルテ導入以前の紙媒体のカルテの保管・管理を行っています。

2. 各種統計作成、院内がん登録の集計作成、臨床指標抽出

  • 病名の分類法(ICD-10)を用いて退院患者データベースの構築をしたり、必要時に情報が検索できるようにしています。
  • 診療に関する情報を収集・分類し、退院患者統計(疾病統計、死亡統計、がん統計)や院内がん登録集計の作成を行い、患者さんや診療の一助となるよう、活用できる情報の提供をめざしています。
  • 全国自治体病院協議会「医療の質の評価・公表推進事業」日本病院会「QIプロジェクト」に参加し、診療およびケアの課程や成果を数値化・可視化し、医療の質を向上させる取り組みに参加しています。
≫ 院内がん登録についてはこちらをご覧ください

3. 診療録等の開示業務

  • 開示請求にもとづいて、カルテや検査結果などを紙やCD-Rで出力しています

≫ 診療情報の開示についてはこちらをご覧ください

システム管理の日常業務

医療情報室では担当職員として、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士等が配属されており、それぞれの専門性を生かした業務をおこなっています。電子カルテシステムをはじめ、医事会計システム、画像システム、検査システム、物流システムなど多岐にわたるシステムの運用設計から導入・運用、トラブル対応を行っています。情報をシステム間で共有することにより、登録や修正された情報が各システムで自動的に更新される仕組みを構築でき、情報の登録の負荷軽減や誤転記等のミスなどを防止しています。
コンピューターの不具合で動作がおかしくなることもあります。このような状況が発生した場合には、極力診療に影響が起きないように対応しています。

セキュリティ対策

最近ではネット上に個人情報が流出したり、業務に使用するコンピューターやサーバーに対して外部から攻撃を受ける事態が多々発生しています。
このため医療業務に使うコンピューターやサーバーをインターネットに接続せず、外部のネットワークと完全に遮断した環境でシステムを運用して外部からの攻撃を受けないようにしています。

また個人情報の保護の観点から、電子カルテ等に保存してある患者さんの情報の取扱いには大きな注意を払っています。
一般職員の使用する業務用のコンピューターはデーターを取り出せないようCDやDVDのドライブを搭載せず、USBメモリや可搬型のハードディスク等を接続できないよう制限した状態での運用をしています。

医療業務に使用するコンピューターとは別にインターネットを利用するためのコンピューターを各部門に設置していますが、患者さんの情報を含め個人情報を一切取り扱わないよう運用ルールを設けています。

システム的なセキュリティの確保に加え、人的なセキュリティの向上にも努めています。
新たに赴任したスタッフにはセキュリティ教育、個人情報の取り扱いについて教育を行っており、また年1回程度全職員向けに研修を行っています。

災害対策

院内のサーバー室には免震床を採用しており、無停電電源装置(UPS)や消火ガスによる自動消火設備を設けて、通常想定される災害への対策を講じています。
また想定外の災害により病院が被災した場合においてもデーターを喪失をしないよう、平成27年度中にセキュリティが確保された回線を用いての遠隔地保存の仕組みを構築する計画となっています。

医師事務作業補助者とは

医師の負担軽減のため医師の指示の下に事務作業をします。
当院では平成20年12月から採用を開始し、平成30年4月現在、34名の嘱託職員が勤務しています。多くは担当診療科で業務をおこなっていますが、感染対策チームや研修センターなど活躍の場が年々増加しています。

医師事務作業補助者の現在行っている主な業務

  1. 診断書などの医療文書の作成補助
  2. 検査、注射指示などの電子カルテへの代行入力
  3. 院内会議・学会・研究会のための資料作成等の準備作業
  4. 疾患別患者数や手術件数等の集計
医師が診療に専念できるように努めています。

≫ 医師事務作業補助員の求人情報の確認はこちらをご覧ください(別ウィンドウで開きます)