特色・診療方針

救命救急センター所長
浅岡 峰雄

救命救急センター副所長
中野 浩
当院の救命救急センターはER(救急外来)とICU(集中治療室)を包含する救命救急センターとして25年以上の歴史を歩んできました。ERもICUも各専門科が中心となるいわゆるオープン型の部門でありますが、救命救急科が04年に発足しそれらのなかで中心的役割を担うことになりました。しかしすべての各専門科の救急医療に対する熱意も十分で病院全体が救命救急センターといえます。
ERは初期研修医と救命救急科医師が初期診療を担当しすべての各科専門医が協力する体制となっていて、『24時間365日、受け入れ要請を断らない』を合言葉にしてきました。
ICUは原則として各専門科が主治医を担当し、救命救急科は全身管理を補佐する役割を担っています。ただし、心肺蘇生後、重症中毒、破傷風などの特殊感染症、熱中症や低体温などの体温異常などの患者さんには主治医として治療を担当しています。
また院外救急対策(プレホスピタル医療)も救命救急科の重要な任務でありますので06年から平日の日勤帯にドクターカーを運用しており、医師・看護師も現場医療を理解し救急隊員との協調をレベルアップするよう努めています。平成20年度は約120件の出動がありました。
災害医療や催事医療も救命救急科の任務の一つです。地震などの大災害時の病院対応ができるように毎年の災害訓練や職員の教育に取り組んでいます。私たちも駅伝大会や家康行列などの医療班として出動し業務と学習に勤めています。
症例数・治療・成績
ERには年間約37,000名が受診します。そのうち救急車は8,000台以上ですが、不応需率(いわゆるお断り率)は0.5%以下です。感冒のような軽症から心筋梗塞や多発外傷・心肺停止などの重症まで、各科の協力の下に初期対応とトリアージ(緊急度・重症度の判定と方向付け)を行っています。看護師がまず予診をして診察順序に配慮しています。初診は主に研修医が担当しますが救命救急科医師や各科専門医が常時監視応援する体制となっています。ER内にレントゲン室、CT室、内視鏡室などがあり、きわめて短い動線で緊急精密検査を完遂できます。
ICUには年間約1500名の入室があります。このうち約1,000名はER経由で、残りの約500名は院内発生(術後監視も含む)です。専門医が主治医として担当しますが、救命救急科が全体を統括しながら呼吸循環代謝管理を補佐しています。
救命救急センター・救急外来運営方針
基本理念
救急医療・重症患者管理は医療の原点であり、当施設の重要な任務としてこれを遂行する。
基本方針
- 医療機関・消防機関等と連携しつつ、救急医療全般にわたり対応することを原則とする。
- 3次救急医療機関としての役割を果たすために、知識・技術・設備の充実に努める。
- 救急医療の場においても、患者中心の医療・安全な医療を常に心がける。
- 医療関係者の教育の中心としての機能を果たす。
救命救急センター統計
医師名
| 医師名 | 主な担当 | 資格等 |
|---|---|---|
| 浅岡 峰雄 | 救急全般 | 日本外科学会指導医 |
| 日本胸部外科学会指導医 | ||
| 日本救急医学会救急科専門医 | ||
| 中野 浩 | 集中治療 感染対策チーム |
日本麻酔科学会麻酔科指導医 |
| 日本集中治療医学会集中治療専門医 | ||
| 日本救急医学会救急科専門医 | ||
| 長谷 智也 | 救急全般 |










