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バックナンバー:2010年


岡崎市民病院の前身である愛知県公立病院岡崎支病院は、132年前の1878(明治11)年に県下2つ目の病院として設立されました。1948(昭和23)年に市に譲渡され、以後60年以上市民に根付いて発展してきました。1998(平成10)年には若宮町から現在の高隆寺町の丘の上に新築移転し、特に重症疾患や救急疾患を扱う急性期中核病院として、さらに成長を続けています。最近の当院の取り組みや今後の計画のいくつかをご紹介したいと思います。

1.放射線治療装置の導入

昨年9月の市議会で、市長からがんに対する放射線治療装置導入の方針が明らかにされました。がんは死因の30%を占める重要な疾患であり、放射線療法は、手術療法、化学療法(抗がん剤)とともにがんの治療には必須です。しかし、今まで当院には放射線治療装置がありませんでしたので、患者さんによっては途中で病院を変わっていただくというご不自由をおかけしてきました。2013年稼動を目標に放射線治療装置導入の準備を進めております。この際、頭頚部から婦人科、泌尿器科領域に至るまで、全身の悪性腫瘍に対応でき、また体により優しい治療が行えるように機種の選定を行って参りますのでご期待ください。

2.増床と新棟建設の計画

岡崎市は全国の大都市、中核市の中で、人口当たりの一般病床数が1番少ない市です。当院でも一昨年夏以来、ほぼ満床の状態が続いております。これを少しでも改善するには増床は必須と思われます。また外来や検査棟も手狭になってきました。そこで、2013年の放射線治療装置導入に合わせて、新棟を建設し50床程度増床する計画を立てています。もちろんそのために必要なスタッフの確保にも努めてまいります。

3.地域医療支援病院

昨年の10月に三河地方でトップを切って、県から“地域医療支援病院”に承認されました。これは当院が難病の診療や救急患者の受け入れなど、開業医さんたちからの要請にしっかり応え、地域全体の医療レベルを上げるために努力をしていることの証です。限られた医療資源を有効に使うためには、それぞれの医療機関の特長を生かした機能分担と連携が必要です。当院は高度急性期部分を担当する使命を持っているわけですが、他の病院や開業医さんたちと心の通った医療連携を進めながら、市民の皆様にいつも信頼され期待される病院であるよう努力を続けたいと思っています。