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バックナンバー:2013年


岡崎市民病院の歴史は、1878(明治11)年の愛知県公立病院岡崎支病院設立まで遡ることができます。1948(昭和23)年に市に譲渡され、以後65年市民に根付いて発展してきました。1998(平成10)年には若宮町から現在の高隆寺町の丘の上に新築移転し、岡崎幸田地区唯一の急性期総合病院として、地域医療や救急医療の中核的役割を担ってまいりました。しかしながらこの間の社会、医療の情勢の変化は著しく、これまでの当院の規模、機能では充分な対応ができない状況になってきました。

当院の課題として慢性的な病床不足解消、がん診療充実、救急医療の質向上、血管病の克服などが挙げられ、これらの課題を克服すべく昨年度から増改築工事を進めております。今回の工事は、(1)6階建ての新棟(西棟)建設、(2)2階建て3層の立体駐車場建設、(3)救急棟建設、(4)既設棟の大改修…の4部分から成っていますが、このたび西棟が完成し、稼動開始いたしました。

西棟地下3階には3種類の放射線治療装置(IMRT、リニアック、小線源治療)が導入されます。このうちIMRT(強度変調照射)は最新のコンピュータ技術を駆使することにより、がん病巣の位置や形に合わせて放射線の強さや照射範囲などを自在に調整することができるもので、不必要な被曝を最小限に抑え、がんを狙い撃ちにすることができます。なおこれらの放射線治療装置は使用開始のための手続きと検査を経た後、来年2月頃稼動予定です。

また西棟1階の外来治療室には、テレビ付のベッドやリクライニングチェアが計25床用意され、がん患者さんが通院しながら安全、快適に化学療法を受けることができます。放射線治療装置とともにがん治療の充実に大きな力を発揮してくれることでしょう。さらに西棟2階には50床の病棟が新設され、これにより当地域の病床不足解消に多少なりとも貢献できると思います。

西棟の完成に引き続き、立体駐車場や救急棟の建設を進め、平成27年度中には全工事が終了する予定です、患者さんや近隣の皆様には今しばらくご迷惑をおかけいたします。市民病院は、今後も最新の医療設備や機器を導入し、良質なスタッフによる高水準の医療の提供に努めます。そして命と健康を守る砦として、地域の皆様に信頼され期待される病院であるよう常に努力してまいりますので、ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。