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先輩を知る

初期研修医1 インタビュー


すべての面において成長していきたい

研修医1年目

加藤 先生

順天堂大学(春日井市出身)

岡崎市のおすすめスポット

【岡崎市東公園】
北欧製の木製遊具や恐竜広場といったユニークな遊び場がたくさんあって、本格的な動物園(しかも入場無料!)も楽しめます。

【ダカフェ】
東京・恵比寿にも出店する、岡崎発・八百屋さんが手掛ける人気のカフェです。病院のすぐ近くにも店舗があって、夜勤明けにモーニングに行くのが習慣となっています。

研修先として岡崎市民病院を選んだ理由を教えてください

愛知県内の病院に絞っていくつか見学をしたのですが、なかなか「ここ!」という病院が見つからず…。それで大学の教授と相談し、再度、候補を絞り込んでいく中で、岡崎市民病院に辿り着きました。
決め手となったのは、研修医の先生方の真面目な雰囲気ですね。ちょっと偏った見方なのですが、他の病院で「この病院の良いところは?」と質問しても「近くに飲み屋さんが多いよ」とか、なんか的外れな回答が多かったんです(苦笑)。
でも、岡崎市民病院の先生方は、研修自体の詳細だったり、病院の強みや弱みといったところをしっかり教えてくれたので、そこに惹かれたというのが大きかったですね。

実際に研修医として働いてみて、良かった点はどこですか?

患者さんに手技をする前など、すごく念入りに練習の時間をとってくれます。
1年目は何をするにしても不安や心配がつきまとうので、それらをしっかりと払拭できるように「準備」という面で手厚いサポートをしてくれるのがとても良いなと感じています。
また、わからないことがあれば気軽に相談できる空気を常に作ってくれますし、上級医をはじめ、看護師やコメディカルの方々からも「全員で研修医の成長を支えていこう!」という雰囲気が感じられるのが良いですね。

反対に、思っていた以上に大変だと感じた点はありますか?

最初は「研修医が単独で救急車(ER)の対応をしてはいけない」という点に疑問を感じました。救急に関しては1年目からガンガン経験値を積んでいきたいと考えていたので…。
ただ、リスクの回避だったり、何かあった時の責任の所在について考えると、致し方ないことなのかな、と。
ある意味でこれも研修医に対するサポートのひとつとして、今では理解をしています。

その他、待遇面や福利厚生面、働き方についての率直な感想を教えてください。

充分なお休みを取らせていただけるので、体力的にも精神的にも思っていたよりキツくないですね。
大学病院と違い、基本的には土日休みなので、学生時代よりもプラベートの時間が充実しているような気がしています。
あと、当院は当直制ではなく、夜勤制を採用しているので、それが休みの取りやすさにつながっているというのもあります。

2年目研修医とご自身との差はどこに感じますか?

一番は「スピード」です。私たち1年目は何をするにしても、考えたり、調べたりするところから始めてしまいます。
でも2年目の先生方は「まずはこれ、次にこれ」と、驚くほどスムーズに動いているんですよね。手技に関しても患者さんへの対応の仕方に関してもぎこちなさが一切なく、そこに大きな差を感じています。
正直なところ「あと数ヶ月で自分もできるようになるのか?」と焦ってしまうほどです(苦笑)。

現時点ではどの診療科を希望していますか?

研修でいろいろな診療科を回っていくうちに考えが変わってきました。
もともとは内科系に興味を持っていたのですが、最近は「手技をするのが楽しい」と思うようになってきて、現時点では、産婦人科と皮膚科で迷っています。特に皮膚科は、意外と外科的な要素があることを知ってから興味を持つようになりました。
とは言え、また心変わりする可能性は少なくないと思いますけど(笑)。

研修先の病院選びのコツについて教えてください。

まずは「将来的に何をやりたいか?」を明確にすることが大切だと思います。
珍しい症例だったり、研究などのアカデミックな分野に注力したいのであれば大学病院がおすすめですし、地域の医療に貢献したい、手技に関して下準備からしっかり学びたいというのであれば、当院のような市中病院を選んでみてください。
その上で、冒頭でもお伝えしましたが、その病院で働く研修医や専攻医の方々の雰囲気だったり考え方に注目することです。
そこで「自分もこんな先生になりたい」と感じるのであれば、理想に近い研修先の目安になるはずです。
もうひとつアドバイスをするのであれば、その病院の立地だったり、風土や文化、住民の特徴なんかも事前に調べておくと良いかもしれませんね。

今後の目標について教えてください。

2年目研修医のように、自分一人の力でスムーズに診療できるようになりたいですね。
1年目だとまだまだ学生の延長線のような感覚が拭いきれないのですが、できるだけ早くそういった状況から卒業できるよう、すべての面において成長していけたらと思います。


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