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先輩を知る

歯科研修医 インタビュー


自分の力で患者さんを笑顔にできるよろこび

歯科研修医2年目

児玉 先生

日本大学松戸歯学部(韓国出身)

岡崎市のおすすめスポット

【焼肉三八248店】
1年目の頃に同期とよく食べに行った焼肉屋さんです。
あと、岡崎はウナギも有名ですね。たまに鰻重を食べに行きます。

研修先として岡崎市民病院を選んだ理由を教えてください

救急から口腔機能のリハビリテーションまで、さまざまな診療科をローテーションでき、自分が学びたい分野を選択できるシステムに魅力を感じました。
また「希望すれば何でもやらせてもらえる」という方針だと聞いていたので、他の病院よりも実践的な学びができるのではと思いました。

実際に研修医として働いてみて、良かった点はどこですか?

実際に手を動かす機会がとても多いところが良かったですね。
特に歯科口腔外科にいる時は、患者さんのルート確保をかなりの数こなしましたし、さまざまな症例も経験することができました。毎日のように「すごく実力が付いているな」という感覚がありましたね。
また、上級医の先生方や看護師さんがとても話しやすくて、何でも親身になって相談に乗ってくれる点もすごく良かったです。

反対に、思っていた以上に大変だと感じた点はありますか?

わかっていたことですが、歯科以外の領域も学ばなければいけないところが大変でしたね。同期の仲間と協力したり、話し合ったりして、何とか乗り越えることができました。
もちろん、医療に関する全体的な知識に触れられたのは大きな収穫です。今後さまざまなシーンで役に立つと思っています。

その他、待遇面や福利厚生面、働き方についての率直な感想を教えてください。

待遇面、福利厚生面ともに、他の病院と比べても良い方だと思います。
あと、休みが取りやすいのでプライベートとの両立がしやすいですね。今年6月に入籍したばかりなので、奥さんとの時間も大切にしたいですから(笑)。
歯科研修医は夜勤の代わりにオンコール待機(宅直)があるのですが、これもそこまで苦になるなることはありませんでしたね。

指導医や上級医からのアドバイスで心に残っている言葉はありますか?

すごく初歩的なことですが「念のため、もう一回チェックする」ですね。
実は、一度インシデントを起こしてしまったことがありました。原因は明確で、私の確認不足。ちょっとした気の緩みから「このくらいなら大丈夫だろう」って、やるべき確認を怠ってしまったんですよね。小さな気の緩みが大きな事故につながる可能性があることを痛感した出来事でした。
それ以来、どんな些細なことでも自分の判断を疑うくらいの気持ちで「もう一回チェックする」ことを忘れないようにしています。

今まで働いてきた中で印象に残っているエピソードはありますか?

やっぱり、自分の力で患者さんを笑顔にできた瞬間ですね。
ある時、救急でアゴが外れてしまった患者さんがいらっしゃったのですが、自分でもびっくりするほどスムーズに診療を終えることができたんです。「先生ありがとう!」ってニコニコしながら帰っていく患者さんを見た時はすごくうれしかったですね。

研修先の病院選びのコツについて教えてください。

まずは「自分がどの道に進みたいのか?」をしっかり定めておくことですね。その上で、希望する道に合った病院をひとつひとつ吟味していき、病院全体の雰囲気だったり、職員の活気みたいな部分にも注目してみると良いと思います。
病院によっては「1年目の研修医には何もやらせない」というところもあるようですが、個人的には、岡崎市民病院のようにガンガンやらせてくれる環境の方が良いですね。自分ががんばればがんばった分だけ、実力が伸びていくのを実感できますから。

今後の目標について教えてください。

初期研修を終えた後も当院に残って、まずは口腔外科認定医の取得を目指したいと考えています。
あと、私は韓国出身なので、いずれは韓国の歯科医師免許も取得してみたいですね。試験勉強で叩き込んだ内容を忘れないうちに、できるだけ早いタイミングで挑戦できたらと思っています(笑)。


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