グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


診療科・部門紹介

臨床検査室


当検査室では、救命救急センターを備える西三河の中核病院臨床検査室として、様々な病態の患者様に対し、質の高いデーターを迅速に報告できるよう、常に心がけております。

当院検査室は ISO15189 を取得しています。

当院検査室は 臨床検査室認定機関の国際規格「ISO15189」を取得しています。

岡崎市民病院臨床検査室および病理診断科は、2021年6月11日付で臨床検査室認定機関の国際規格「ISO15189」の認定を取得しています。

ISOとは国際標準化機構という日本名で呼ばれており、世界規格を作りそれに合わせる仕組みです。臨床検査に特化したISOは、「ISO15189」と呼ばれ、臨床検査室の品質と能力に関する要求事項を定めたISO規格のことです。臨床検査室が報告している検査値が精確なことは当たり前となっていますが、更なる検査結果の精度・信頼性を向上するため、検査前説明~検体採取~検体受付~検査~結果報告~検査説明~アドバイスサービス、という検査の一連の技術の質を高め、臨床検査室から患者さんに安心で信頼できる検査結果、医療サービスを提供いたします。
>>品質方針

受付・中央採血室

外来診療科を受診される患者さんの検体検査受付、採血、尿カップの受け渡し、検査前説明、入院患者さんの翌日の採血管準備を行っています。

生理検査

生理機能検査とは、直接患者さんに接して行う検査になります。心電図・ホルター心電図・トレッドミルテストなどの心機能検査、脳波・筋電図などの神経系検査、肺機能検査、睡眠時無呼吸症候群の検査なども行っています。

輸血検査

輸血検査では、血液型を調べたり、輸血のための適合血の準備を行っています。その他、血液製剤の保管・管理や血液製剤の在庫調整を行い、緊急輸血時にも迅速に対応できる体制を整えています。

一般検査

一般検査部門では、尿(蛋白・糖・潜血など)、便(潜血、脂肪など)、寄生虫、髄液、体腔液、精液、寄生虫などの成分を調べる検査を行なっています。特に尿や便は、多くの場合、苦痛を伴わず採取できるので、スクリーニング検査として広く行われています。

生化学・免疫血清検査

採血をした血液を遠心分離し、上清を使用して検査をしています。肝臓や腎臓、甲状腺などの機能や、脂質、血糖値等を測定し報告しています。また、感染症や腫瘍マーカーの検査も行っています。

血液検査

赤血球数・白血球数・血小板数などを調べる血球算定や血球の形態や異常細胞の有無などを顕微鏡で観察しています。血液凝固・線溶検査。また骨髄液による白血病診断のための検査などを行なっています。

微生物検査

微生物検査部門では、患者さんから提出された検体(尿、喀痰、便、膿等)から発熱・下痢・肺炎などの感染症の原因菌を調べています。また、検出された細菌に対してどの薬剤(抗生剤)が効くかを調べる検査を行なっています。

病理細胞診検査

病理検査では検査や手術で採った組織を診断するための標本を作っています。細胞診検査は尿や喀痰、ブラシや針で採った細胞にがんがないかを細胞検査士が顕微鏡で見て調べています。診断は病理診断科の病理医が行います。

認定資格・認定施設

認定資格

  • 認定輸血検査技師
  • 細胞治療認定管理師
  • 認定病理検査技師
  • 細胞検査士
  • 超音波検査士
  • 日本糖尿病療養指導士
  • 健康食品管理士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
  • 情報処理技術者
  • 緊急臨床検査士
  • 二級臨床検査士
  •  ・臨床化学
     ・微生物
     ・循環生理
     ・神経生理
     ・病理
  • 自己血輸血看護師
  • 臨床輸血看護師

認定施設

  • ISO15189
  • 日臨技精度保障 品質保証施設
  • 認定輸血検査技師制度指定施設
  • 輸血管理料I認定施設
  • 日本臨床細胞学会認定細胞検査士
  • 認定輸血検査技師
  • 日本病理学会研修認定施設
  • 日本臨床細胞学会認定施設

臨床検査を終了した検体の使用について

岡崎市民病院 臨床検査室では、日常診療の質の向上を目的として、検査の精度管理、新規検査の導入、機器の基礎的検討、医療従事者の教育・研修、異常値の原因解明、などを行っています。これらの研究を継続的に実施するのに欠かせないのが、患者さんから採取して臨床検査を終えた血液・尿などの検体(残余検体)の使用です。当検査室では、残余検体の一部を再利用させていただき、医学の発展に寄与したいと考えています。残余検体の再利用の趣旨をご理解いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

対象

岡崎市民病院 臨床検査室で臨床検査を終えた血液・尿などの検体(残余検体)の一部

目的

患者さんの個人情報を削除したうえで、下記の内容について利用いたします。
1. 精度管理、統計解析、基準範囲の設定、異常値検体の精査、新試薬と現有試薬の比較、測定法の改良と評価
2. 医療職員を対象とした教育・研修
3. 臨床検査データと臨床診断との関連性

倫理的配慮

残余検体の再利用については、「臨床検査を終了した検体の業務、教育、研究のための使用について -日本臨床検査医学会の見解-」を遵守したうえで行います。臨床検査終了後の廃棄予定の残余検体を使用するため、患者さんの生命、健康に直接影響を及ぼすことはありません。氏名、生年月日、住所、電話番号、ID番号などの個人情報はすべて匿名化した後に解析されますので、個人情報が漏れることはありません。
 研究成果は、医学の発展のために学会や学術論文等で発表させていただくことがありますが、その際も個人の特定が可能な情報はすべて削除いたします。研究にご協力いただけない場合でも、実際の診療内容には全く影響せず、診療上の不利益を受けることはありません。また、診療に必要とされる検体量以上を採取することも一切ありません。
 
以上の趣旨にご承諾いただけない場合は、お手数ですが採血室(岡崎市民病院代表電話:0564-21-8111)までお申し出ください。お申し出が無い場合は、ご承諾いただいたものと判断し、残余検体を再利用させていただきます。




TOP