看護助手・看護業務補助員
大事なスタッフとして扱ってくれ、意見や相談にもしっかり耳を傾けてくれます
-PROFILE-
二面さん(看護助手)
職場:5階北病棟
中途/2014年採用/名古屋市出身
二面さん(看護助手)
職場:5階北病棟
中途/2014年採用/名古屋市出身
看護助手として働くことになったきっかけを教えてください
長年、学生寮の寮母として働きながら、母の介護もしてきました。残念ながら母は亡くなってしまったのですが、生前から看護師という仕事にすごく興味があったようで、それで「病院で働くのもひとつの親孝行かな」と思ったんです。そんな時、当院の看護助手募集の案内を見て、挑戦してみることにしました。とは言え、医療の知識なんて皆無だし、特別な資格も持っていないし、あるとしたら、母の介護のために取得したヘルパーくらい。「私にできることなんてあるのかな?」「どのくらいやれるのかな?」という不安は多少なりともありましたが、「ダメだったらやめれば良い」くらいの軽い気持ちで採用していただきました。今思えば、変に志が高くなったことがこれまで続けてこられた理由だったのかもしれません。
看護助手の仕事内容について教えてください
入院される患者さんのお部屋をつくったり、退院されたお部屋を準備したり、備品の片付けをしたり…ですかね。あとは、看護師さんから「これをやっておいてほしい」という依頼がちょこちょこくるので、それを着々と時間通りにこなしていくイメージです。
看護助手として大切にしていることは何ですか?
“看護助手の立ち位置”をしっかりお伝えすることですね。看護助手としてできること・できないことがありますし、何か依頼を受けても、それが緊急なのか? もしくは、今日中に終われば良いのか?によって、私たちの行動順序が変わってきます。こういったことを看護師さんとの間で明確にしていくことで、信頼や信用がどんどん深まっていき、互いにより良い関係性で仕事ができるようになります。特に当院は、看護助手を大事なスタッフとして扱ってくれますし、意見や相談にもしっかり耳を傾けてくれるので、すごく働きやすいですね。
仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
阿吽の呼吸で仕事ができた時ですね。現場はつねに時間との勝負なので、看護師さんと「アレどうでした?」「次はアッチですよね」といった短い言葉で意思の疎通をしながら、やるべきことを理解し、効率的に仕事が進められた時にやりがいを感じます。あと、入院患者さんやご家族から「いつもありがとう」「本当に良い仕事をされてますね」と声を掛けていただけると、看護助手の仕事をご理解いただけているみたいですごくうれしく思います。
将来の夢や目標について教えてください
個人的な夢というより、とにかく、もっと看護助手の数が増えてほしいです(笑)。私のいる病棟でもあと一人看護助手がいるだけで、全体的な仕事のはかどり方が大きく変わってくると思います。
どのような方が看護助手に向いていると思いますか?
「動きながら考えられる方」ですね。看護助手の仕事は、つねに動きながら仕事を行っていくイメージです。すでに決まっているルーティーンの仕事もあれば、急遽、看護師さんから依頼される仕事もあります。それらを頭の中でパズルのように組み合わせて、時には2つの仕事を一度に完了させるといった、できるだけ効率的にこなしていくことが重要になります。言われたことを順番通りにやっていたのでは終わりませんからね(苦笑)。
看護助手として就職を考えている方へのメッセージをお願いします
私のように経験が全くなくても、十分活躍できると思います。最初は覚えることが多くて大変かもしれませんが、だんだんやれることが増えていくと自分自身の成長を感じられますし、毎日のように医療の現場ならではの新鮮な発見があるのもこの仕事の楽しさです。看護師さんと専門用語を交えながら会話できるようになると「私も地域の医療に貢献できてるんだな」と思えるようになりますよ。「総合病院で働くなんて、敷居が高そう」と思っている方こそ、ぜひ一度、当院の見学にお越しいただき、私たちの仕事風景を見てみてください。とにかく今は看護助手の数が足りていませんので、狙い目ですよ(笑)。