グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


診療科・部門紹介

肥満症治療センター



センター長挨拶

肥満症治療センター長 
石山 聡治

■資格
日本外科学会 専門医・認定医
日本消化器外科学会 専門医
日本内視鏡外科 技術認定医
                             da Vinci Console Surgeon
                             ロボット支援手術認定プロクター(胃)
                             日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
                             日本胃癌学会 代議員
                             東海内視鏡外科学会 評議員
                             減量手術施設責任者
                             臨床研修指導医講習会受講者
                              緩和ケア研修会修了
肥満症とは肥満が健康に悪影響を与えている状態で治療が必要な病気です。肥満症を治療することで、肥満が原因で発症したり、肥満に関連する健康障害を予防、改善することが必要です。
肥満症には食事療法、運動療法、行動療法、薬物療法および外科療法があります。
当院では2014年より愛知県内の他病院に先駆けて肥満症に対する外科治療(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)を開始して以来、肥満症に対して長年にわたり多職種からなる肥満症治療チームでチーム医療を実践してきました。外科療法について2024年12月までの手術実績が約190例と愛知県内でも手術実績が多い病院ではないかと思われます。
薬物療法については2024年2月に肥満症に対する新しい薬剤(GLP-1受容体作動薬)が承認されました。患者さんの肥満症治療の選択肢が広がっており、今まで以上に患者さんひとりひとりに合わせた適切な治療を考えて提供することが必要です。
当院では約10年間にわたる肥満症治療に対する経験を生かして患者さんに適切な治療を提供できるように、2024年4月に岡崎市民病院 肥満症治療センターを開設しました。肥満症治療センターでは、日本肥満学会が認定する肥満症専門医や肥満症治療に対して経験豊富なスタッフが所属しており、多職種による手厚いサポートの下で、ひとりひとりの患者さんの思いに応える治療を提供すべく努めています。
当院ではGLP-1受容体作動薬を含めた薬物療法や腹腔鏡下スリーブ状胃切除を行っています。地域の開業医の先生方とも密接に連携して治療を行っていますので、肥満症について気になる事がありましたら、安心してかかりつけ医の先生を通じてご相談ください。

肥満症

●肥満症
肥満とは脂肪が過剰蓄積して体格指数(BMI)が25㎏/m²以上となった状態ですが、病気ではありません。
肥満症とは肥満が健康に悪影響を与えている状態で病気であるため、減量が必要です。
肥満症の中でもBMI≧35㎏/m²は高度肥満症と呼ばれており、健康障害の危険性が高いため、速やかな減量が必要とされています。

肥満症治療チーム

●岡崎市民病院 肥満症治療チーム
肥満症患者さんが安全に効果的な減量を行うためには、多職種による治療が必要です。
当院では日本肥満学会が認定する肥満症専門医を含めた多職種で肥満症治療を行っています。医師(内科・外科)、看護師、管理栄養士、理学療法士、薬剤師および臨床心理士の経験豊富なスタッフが患者さんひとりひとりの状態や希望に合わせた治療を提供すべく努めています。

内科外来(薬物療法を含めた治療)

●内科外来
当院ではGLP-1受容体作動薬を含めた薬物療法を保険診療で行っています。
肥満症の薬物療法の対象となる患者さんには要件があり、GLP-1受容体作動薬については厚生労働省の最適使用推進ガイドラインに従って処方しています。
・GLP-1受容体作動薬の対象となる患者さん 
高血圧、脂質異常症または2型糖尿病のいずれか1つ以上が診断、治療されており、当院で6ヵ月以上の栄養指導を含む治療を行っても改善が得られない、以下のいずれかの患者さん
1)BMIが35㎏/m²以上
2)BMIが27㎏/m²以上で肥満に関連する健康障害を2つ以上有する

外科外来(減量手術外来)


  1. ホーム
  2.  >  診療科・部門紹介
  3.  >  センター
  4.  >  肥満症治療センター
TOP