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診療科・部門紹介

糖尿病センター


全国有数の設備&スタッフを揃える糖尿病センター

糖尿病センター長
渡邉 峰守

■ 資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定医・専門医・指導医
  • 日本内分泌学会専門医・指導医・評議員
  • 日本糖尿病学会専門医・指導医
  • 日本医師会認定産業医
  • 臨床研修指導医講習会修了

当院の糖尿病医療
岡崎市民病院の糖尿病医療は、「糖尿病療養支援チーム」として活動しています。総合的な糖尿病療養支援をお手伝いできるように、各分野(医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・歯科衛生士)が専門性を活かして多職種チーム医療を行っています。


センター長あいさつ

全国有数の設備&スタッフを揃える糖尿病センター
いまや国内に1,000万人以上の患者さんがいるとされる糖尿病。2015年に開設された当センターは、そんな多くの方が抱える疾患に対し、最先端の設備とチーム医療でサポートを行っています。糖尿病というのは生活習慣の改善がとても重要です。ですので「糖尿病治療=生活そのもの」という意識を念頭に、患者さん一人ひとりにフィットした無理なく続けられる糖尿病療養支援を、総合的に提案していくことを目標としています。

手前味噌ではありますが、当センターの機能は全国的に見てもかなりのレベルを誇っています。外来、入院まで完結でき、スタッフの糖尿病に対する意識がとても高く、近年注目されるレジスタンス運動療法についてもいち早く導入(センター内に専用スポーツジムを設置)されています。当センターの存在は岡崎市民病院の強みのひとつですし、地域のみなさんにとっても「岡崎市にはすばらしい糖尿病センターがある」と自慢していただいても構わないほどです。

中でも最大の特徴は、高度なチーム医療体制です。それを可能としているのが、センタースタッフの充実だといえるでしょう。例えば、日本糖尿病療養指導士の認定を受けたメディカルスタッフは現在37名(2022年度現在)所属しており、この数は愛知県内では1位、全国でもトップ5に入っています。多職種からなるチーム医療で、専門性の高い糖尿病療養支援を実現しています。理学療法士が常駐する糖尿病センターというのもかなり珍しいはずです。その他、入院患者さんを対象に毎日開催される「糖尿病教室」、糖尿病に興味のある方に広く参加していただく「糖尿病を学ぶ集い」(年10回開催)、毎週火曜日に行われる「フットケア外来」など、バラエティに富んだ情報発信も行っています。

私たちと一緒に糖尿病と向き合っていくことで、きっと「そうだったのか!」「なら、こうしていこう!」といったポジティブな気持ちになれるはずです。今まさに糖尿病でお悩みの方、将来糖尿病にならないかご心配のある方は、ぜひお気軽に当センターにお越しください。経験と熱意に溢れたスタッフが、あなたのご不安やご希望に寄り添い、的確かつ総合的な糖尿病療養支援を実現してまいります。また、岡崎地域の各医療機関が連携する「岡崎糖尿病地域連携パス」の運用にも力を注いでいますので、ぜひご活用いただきたく思います。

糖尿病センター

糖尿病センター

日本糖尿病療養指導士とは

看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士のなかから、糖尿病全体の知識と教養を持ち、試験に合格した人です。医師とともに、みなさんの自己管理を支援します。

<外部リンク>
日本糖尿病療養指導士認定機構(別ウィンドウで開きます)
日本糖尿病療養指導士資格取得者数       (2022年3月31日現在)
看護師 17名
管理栄養士 3名
薬剤師 6名
臨床検査技師 6名
理学療法士 2名

糖尿病センター支援室

糖尿病センター支援室内


糖尿病の療養とは

糖尿病療養で一番重要なのは、患者さんが「将来的にどうなりたいか」をご自身に問うことです。そして患者さん自身が治療法を選択することです。

糖尿病療養のポイント

  • 自分の身体がどうなっているのか知りましょう。
  • 合併症がどの程度まで進んでいるのか確認しましょう。
  • 自分がどうなりたいのか思い描いて治療法を選択しましょう。

糖尿病センター多目的室

糖尿病センター多目的室内

糖尿病療養支援チームからのメッセージ

  • 「糖尿病って言われたけど、これからどうしたらいいのかしら?」
  • 「血糖値がこんなに高いままでどうなってしまうんだろう?」
  • 「食事を変えるなんて嫌だ!」

いろいろな不安をお持ちのことと思います。 患者さんが「そうだったのか!」と納得し、「こうして行こう!」と、糖尿病とともに生活していくことを考えるきっかけとなるような支援を目指しています。


看護師

糖尿病について不安なこと、お困りのことを私たち看護師に話してみませんか?
糖尿病と足についてお話ししています。実際に爪やたこのお手入れもしています。

管理栄養士

糖尿病の血糖コントロールに食事は大きく関係しています。食事療法に難しいイメージを持っておられる方も多いと思いますが、食事療法の基本に加えて療養生活を楽しくするコツをお伝えしていきます。

薬剤師

処方された薬で飲み方がわからなかったり、困ったりしたことはありませんか?薬は適切に使うことが大切ですので、作用や注意点についてお伝えしています。

臨床検査技師

自分の身体の中でどんなことが起こっているのか知ってみませんか? 
検査データから見たあなたの糖尿病について、イラストや模型を使って易しく解説いたします。血糖自己測定やCGM(持続血糖モニター)も担当しています。

理学療法士

自分にあった運動が分からない!自分には運動が出来ないと思っていませんか?
正しい運動の方法を知り、血糖コントロールに役立てましょう。

歯科医師・歯科衛生士

歯周病も「糖尿病の合併症の1つ」だということをご存知ですか?
血糖値のコントロールとともに、歯科医院でお口のチェックをしたり、歯周病の治療をしたりすることをお勧めします。

各種教室・指導のご案内

糖尿病教室

入院患者さんに向けて、1週間から2週間の参加で療養についての考え方を一通りお届けできるように毎日糖尿病教室を開催しています。「糖尿病と診断され入院はしてみたが、何だか自分の身体のことなのによくわからない」という患者さんに、身体のどこが弱くなってしまったのかをお伝えすることができます。そしてご自身の合併症を知ることは、将来を有意義に暮らすためにとても役立つことと考えています。教室の内容はどの回から参加されても理解しやすい内容になっています。

≫糖尿病教室:詳細はこちら

糖尿病を学ぶ集い

 糖尿病に興味のある方(当院以外の患者さんも参加可能)向けに、「糖尿病を学ぶ集い」を開催しています。
 糖尿病があってもその人らしい生活が送れるように、療養に役立つ情報を多職種でテーマ別に、わかりやすい・楽しい・役に立つようにお届けする教室です。
 「糖尿病といわれたが病気のことがよくわからない」という方には、自分の身体や病気を理解する良い機会となります。「糖尿病ではないけれど血糖値が気になる」「血糖値が下がらなくて困っている」という方もヒントが得られる機会となります。
 多くの患者さんのご参加と教室運営へのご意見をお待ちいたしております。
≫糖尿病を学ぶ集い:詳細はこちら

療養指導・栄養指導

 内分泌・糖尿病内科診察室の隣に、外来通院中の糖尿病患者さんが利用できる『糖尿病指導室』があります。
 ここでは、糖尿病療養指導士や管理栄養士の資格を持つスタッフが、医師の指示によって、患者さんの状況に応じた「糖尿病の理解」、「血糖値記録ノートを利用した日常生活の振り返り」、「食事内容の聞き取り」などの改善ポイントや方法を一緒に考える療養指導、栄養指導を行います。理学療法士も患者さんの状態に応じた「運動の説明や実技」を行います。
 またフットケア研修を受けた看護師が、第1~4の火曜日午前にフットケア外来を開設しています。1人1時間の枠を設け「糖尿病と足」について、「足の観察方法」や「爪の切り方」などを指導しています。

お申し込み方法

『糖尿病指導室』の利用希望の方は、診察時に主治医にお申し出ください。
「糖尿病を学ぶ集い」は申込み不要ですので、開催日に直接お越しください。

世界糖尿病デー

2006年12月20日に国連総会決議では、11月14日を「世界糖尿病デー(別ウィンドウで開きます)」と指定しました。国連や空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」を使用したシンボルマークが「ブルーサークル」です。世界糖尿病デーにあたる11月14日を含む週を「全国糖尿病週間」として全国各地でイベントが開催されています。

当院では、2007年から糖尿病予防の啓発活動に取り組んでいます。


その他の活動報告

院内講演会

不定期で講演会を開催しています。

CDE看護師活動報告

糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師(CDE看護師)の活動です。

院外活動報告

糖尿病療養支援チームが行った、院外活動です。

担当者セミナーの報告


学術活動・業績

岡崎市民病院 糖尿病メディカルスタッフ 業績集

表彰

2017年
  • 日本糖尿病協会療養指導士賞受賞 -臨床検査技師部門- 夏目久美子
2007年
  • 平成18年度学術研究奨励賞 日本臨床衛生検査技師会賞受賞 日本臨床衛生検査技師会 (2007年)
  • 糖尿病教室の変遷と臨床検査技師の役割 夏目久美子

学会活動等


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