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診療科・部門紹介

救命救急センター


「最後の砦」となる、迅速・適切・高度な救急医療

救命救急センター長
小林 洋介

■ 資格
  • 医学博士
  • 日本専門医機構救急科専門医
  • 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本神経学会専門医・指導医
  • 臨床研修指導医講習会受講者
  • JMECCディレクター
  • ICLSディレクター


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センター長あいさつ

救命救急センター長
小林 洋介

「最後の砦」となる、迅速・適切・高度な救急医療
当センターの開設は1982年。三河地方としては初となる救命救急センターとして、今から40年ほど前に誕生しました。2015年には新しい救命救急棟が開設され、ER(救急外来)、ECU(救命救急センター病棟)、集中治療センターをはじめとする県内有数の設備を備えることで、万全な検査・処置が行えるようになっています。さらに、ほぼすべての診療科を備えた総合病院としての機能を活かし、各科の専門医と協力して「基本的には対応できない症例はない」を実現させているところも強みです。どんな緊急事態においても、どんな症例であっても、最新のガイドラインに準じた的確な医療を提供し、誠実で思いやりのある態度で患者さんと接することができる。それが当センターが進むべき姿だといえます。

加えて、西三河南部東医療圏(岡崎市・幸田町)唯一の第3次救急医療機関としての役割も広く浸透しています。テーマは「24時間・365日、受け入れ要請を断らない」こと。その成果として、現在、年間約8,000台の救急車を受け入れており、不応需率(お断り率)は1%以下を保ち続けています。平日昼間のドクターカーの運用、ドクターヘリの積極的な受け入れ、「家康行列」や花火大会といった地域のイベントにおける医療救護班の派遣といった取り組みも、当センターならではの役割の一端です。今後も、近隣の2次救急医療機関や消防機関、クリニック、施設などと綿密な連携を取り、スムーズなメディカルコントロール体制を確立するとともに、第3次救急の患者さんに特化した地域の需要に貢献できる体制を目指してまいります。

同時に、近年の大きな課題にあげられるのが人材の確保です。当センターでもある程度の数の救急科専門医、救急看護認定看護師などが備わっていますが、より高度な救急医療の実現のためには、安定的な人材の確保が必要です。そのために、初期研修医の育成強化、大学病院との連携、シミュレーション実習の充実などを加速させ、できるだけ早い段階で、未来につながる救急医療体制を構築していきたいと考えています。
私たちの存在は、地域医療における「最後の砦」です。市民のみなさまから「岡崎市には信頼できる救命救急センターがある」「万が一の時でも頼れる場所がある」と感じてもらえるように、そして、より迅速・適切・高度な救急医療を提供していけるように、センタースタッフ一丸となって日夜邁進してまいります。歴史ある当センターの今後の活躍にどうぞご期待ください。

構成

 「ER(救急外来)」と「ECU(救命救急センター病棟)」で構成され、各専門科の協力の下に運営されています。重症な患者さんは「集中治療センター(ICU・CCU・HCU)」に収容しています。
 ERに隣接して、レントゲン室・CT室・MRI室・内視鏡センターなどが配置され、効率よく検査・処置が行えるようになっています。

日本救急撮影技師認定機構 指定実地研修施設

診療体制

 ERは初期研修医と救急科医師が初期診療を担当します。緊急性が低く応急処置で帰宅可能と判断された場合には、後日該当する専門科を受診してください。緊急に治療や入院が必要と判断された場合は、必要に応じて各科専門医が対応します。なお、当院は臨床研修指定病院であり、診療に研修医が携わることをご理解ください。
 重症な患者さんは集中治療センターに入院していただきます。集中治療センターは、ICU(集中治療室)・CCU(冠疾患集中治療室)・HCU(高度治療室)から成り、各専門科が主治医を担当し治療に当たります。初期研修医と救急科を中心とした各科医師が常駐し主治医に協力しています。

診療実績

年度 救急外来患者数 救急車搬送患者数 即入院患者数
2017 26,452 10,203 7124
2018 26,849 10,162 7247
2019 26,596 10,024 7,509
2020 18,583 7,242 6,211
2021 20,546 8,353 6,705
2022 22,018 9,014 7,291

病院前医療

 2006年から平日の昼間にドクターカーを運用し、医師・看護師と救急隊員が協力して現場での医療に努めています。また、病院敷地内には地上ヘリポートがあり、ドクターヘリを受け入れています。
 家康行列や花火大会など、多数の集まるイベントに医療救護班を派遣しています。

救命救急センター運営方針

目標

私たちは迅速・適切・高度な救急医療に取り組みます。

方針

1.高度な救急医療を提供する。
  •  三次救急患者に必要な医療を提供する。

2.適切な救急医療を提供する。
  • 地域の需要に応じた救急医療を提供する。
  • 標準化された医療を提供する。
  • 各職種がチームとして連携を密に取りながら診療にあたる。
  • 誠実で思いやりのある態度で接する。
  • コスト意識を持ち健全な病院経営に貢献する。

3.迅速な救急医療を提供する。
  • 迅速な診療を心がけER滞在時間短縮に努める。



地域の主な相談窓口

救急医療情報

あいち救急医療ガイド
今、受診できる医療機関をご案内します。
受付:365日 24時間
電話:0564-21-1133

小児救急電話相談事業
主な対象:子ども
電話番号:#8000(短縮番号)※短縮番号をプッシュするだけで繋がります。または052-962-9900
受付:毎日19:00~翌朝8:00

1次救急医療機関

岡崎市医師会夜間急病診療所
診療科目:内科、外科、小児科 (医師3人体制)
受付:365日 19時30分~22時30分
電話:0564-52-1906 (19時から通話可)

休日当直緊急医療機関
診療科目:内科または小児科、外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科、産婦人科
受付:9時00分~12時00分、14時00分~18時00分

岡崎歯科総合センター
診療科目:歯科
受付/平日:19時30分~22時30分、日・祝等:9時00分~11時30分、13時00分~15時30分
電話:0564-21-8000

その他子ども

こどもの救急
実施主体:日本小児科学会

愛知県救急医療情報センター
主な対象:子ども
問い合わせ:岡崎 0564-21-1133
実施時期:年中無休、24時間実施

愛知県救急医療情報システム「今診てもらえる病院・診療所」
主な対象:子ども
実施時期:年中無休、24時間実施

時間外電話相談「育児もしもしキャッチ」
主な対象:保護者、家族等、母と子の健康に関する心配、相談ごとをお持ちの方

センター設備ギャラリー

第3次救急医療機関
岡崎市民病院

救命救急センター

救急搬送口

ドクターカー

救急外来受付

処置室

リカバリー

救命救急センター病棟(ECU)

レントゲン

CT

MRI

救急エコー室(多目的室)


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