診療実績
1.産科部門
過去3年間の分娩数の推移
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
総分娩数 | 543 | 491 | 427 |
母体搬送 | 77 | 66 | 69 |
外来紹介 | 349 | 301 | 265 |
里帰り分娩 | 29 | 32 | 31 |
予定帝王切開 | 139 | 132 | 102 |
緊急帝王切開 | 71 | 70 | 81 |
鉗子分娩 | 21 | 14 | 15 |
吸引分娩 | 19 | 16 | 26 |
多胎妊娠 | 24 | 14 | 21 |
妊娠週数別分娩数 (妊娠22週0日以降)
分娩数 | ||||
分娩時週数 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
早産 | 22週~23週 | 1 | 0 | 2 |
24週~27週 | 3 | 4 | 1 | |
28週~31週 | 10 | 9 | 10 | |
32週~35週 | 30 | 31 | 32 | |
36週 | 25 | 17 | 20 | |
正期産 | 37週~41週 | 474 | 430 | 361 |
過期産 | 42週~ | 0 | 0 | 1 |
総数 | 543 | 491 | 427 |
体重別分娩数(妊娠22週0日以降)
分娩数 | |||
出生体重(g) | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
500未満 | 1 | 1 | 2 |
500~1000未満 | 4 | 3 | 3 |
1000~1500未満 | 13 | 13 | 15 |
1500~2000未満 | 25 | 23 | 15 |
2000~2500未満 | 82 | 65 | 63 |
2500~4000未満 | 441 | 399 | 343 |
4000以上 | 1 | 2 | 9 |
総数 | 567 | 506 | 450 |
(単位:件)
2.婦人科部門
主な婦人科癌の治療成績
子宮頸がん
子宮頸がん:282例(~2020年)/20例(2021年~)
Ⅰ期 (172例/11例) :癌が子宮頸部に限局するもの
ⅠA期 (40例/7例) :病理学的にのみ診断できる浸潤癌のうち、間質浸潤が5mm以下のもの
ⅠB期 (132例/4例) :子宮頸部に限局する浸潤癌のうち、浸潤の深さが5mmをこえるもの
Ⅱ期 (67例/2例) :癌が子宮頸部をこえて広がっているが、膣壁下1/3または骨盤壁には達していないもの
Ⅲ期 (10例/6例) :癌浸潤が腟壁下1/3まで達するもの、ならびに/あるいは骨盤壁にまで達するもの
Ⅳ期 (34例/2例) :癌が膀胱粘膜又は直腸粘膜に浸潤するか、小骨盤腔をこえて広がるもの
・生存曲線
Ⅰ期 (172例/11例) :癌が子宮頸部に限局するもの
ⅠA期 (40例/7例) :病理学的にのみ診断できる浸潤癌のうち、間質浸潤が5mm以下のもの
ⅠB期 (132例/4例) :子宮頸部に限局する浸潤癌のうち、浸潤の深さが5mmをこえるもの
Ⅱ期 (67例/2例) :癌が子宮頸部をこえて広がっているが、膣壁下1/3または骨盤壁には達していないもの
Ⅲ期 (10例/6例) :癌浸潤が腟壁下1/3まで達するもの、ならびに/あるいは骨盤壁にまで達するもの
Ⅳ期 (34例/2例) :癌が膀胱粘膜又は直腸粘膜に浸潤するか、小骨盤腔をこえて広がるもの
・生存曲線
・5年生存率(%)
・年齢分布(~2022年)
子宮体がん
子宮体がん:462例(~2022年)、全体の8割弱はⅠ期が占める
Ⅰ期 (356例) :癌が子宮体部に限局するもの
ⅠA期 (270例) :癌の浸潤が子宮筋層1/2未満に留まっている
ⅠB期 (86例) :癌の浸潤が子宮筋層1/2以上に及んでいるもの
Ⅱ期 (18例) :癌が子宮頸部間質に浸潤するが、子宮をこえていないもの
Ⅲ期 (57例) :癌が子宮外に広がるが、小骨盤腔をこえていないもの、または所属リンパ節へ広がるもの
Ⅳ期 (31例) :癌が小骨盤腔をこえているか、明らかに膀胱ならびに/あるいは腸粘膜を侵すもの.ならびに/あるいは遠隔
転移のあるもの
・生存曲線
Ⅰ期 (356例) :癌が子宮体部に限局するもの
ⅠA期 (270例) :癌の浸潤が子宮筋層1/2未満に留まっている
ⅠB期 (86例) :癌の浸潤が子宮筋層1/2以上に及んでいるもの
Ⅱ期 (18例) :癌が子宮頸部間質に浸潤するが、子宮をこえていないもの
Ⅲ期 (57例) :癌が子宮外に広がるが、小骨盤腔をこえていないもの、または所属リンパ節へ広がるもの
Ⅳ期 (31例) :癌が小骨盤腔をこえているか、明らかに膀胱ならびに/あるいは腸粘膜を侵すもの.ならびに/あるいは遠隔
転移のあるもの
・生存曲線
・5年生存率(%)
・年齢分布(~2022年)
卵巣がん
卵巣がん、卵管がん、腹膜がん:309例、全体の約半数はⅢ期
Ⅰ期 (115例) :卵巣あるいは卵管内限局発育
ⅠA期 (40例) :腫瘍が一側の卵巣、卵管に限局し、被膜破綻が無く、被膜表面への浸潤が認められないもの。
腹水あるいは洗浄細胞診にて悪性細胞の認められないもの
ⅠB-C期 (75例) :ⅠA期以外のⅠ期
Ⅱ期 (41例) :腫瘍が一側または両側の卵巣あるいは卵管に存在し、更に骨盤内への進展をみとめるもの、あるいは原発
性腹膜癌
Ⅲ期 (108例) :腫瘍が一側または両側の卵巣あるいは卵管に存在し、あるいは原発性腹膜がんで細胞学的あるは組織学
的に確認された骨盤外の腹膜播種ならびに/あるいは後腹膜リンパ節転移をみとめるもの
Ⅳ期 (45例) :腹膜播種を除く遠隔転移
Ⅰ期 (115例) :卵巣あるいは卵管内限局発育
ⅠA期 (40例) :腫瘍が一側の卵巣、卵管に限局し、被膜破綻が無く、被膜表面への浸潤が認められないもの。
腹水あるいは洗浄細胞診にて悪性細胞の認められないもの
ⅠB-C期 (75例) :ⅠA期以外のⅠ期
Ⅱ期 (41例) :腫瘍が一側または両側の卵巣あるいは卵管に存在し、更に骨盤内への進展をみとめるもの、あるいは原発
性腹膜癌
Ⅲ期 (108例) :腫瘍が一側または両側の卵巣あるいは卵管に存在し、あるいは原発性腹膜がんで細胞学的あるは組織学
的に確認された骨盤外の腹膜播種ならびに/あるいは後腹膜リンパ節転移をみとめるもの
Ⅳ期 (45例) :腹膜播種を除く遠隔転移
・生存曲線
・5年生存率(%)
・年齢分布(~2022年)
※当HPでの生存率は実測生存率で計算しています。実測生存率にはがん以外での死亡も含め計
算されており、年齢等を考慮した相対生存率に比べ値が低下しますのでご留意ください。
算されており、年齢等を考慮した相対生存率に比べ値が低下しますのでご留意ください。
3.手術
手術総数
手術内容 | 2023年度 |
・婦人科悪性腫瘍 | 100 |
1. 子宮頸がん | 6 |
2. 子宮頸部上皮内腫瘍 | 47 |
3. 子宮体がん | 22 |
開腹 | 13 |
ロボット | 7 |
その他 | 2 |
4. 卵巣・卵管がん | 14 |
5. その他 | 11 |
・婦人科良性腫瘍 | 145 |
開腹 | 40 |
ラパロ | 105 |
・帝王切開 | 184 |
・膣式(悪性を除く) | 45 |
・その他(悪性を除く) | 60 |
手術内容 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
・婦人科悪性腫瘍 | 128 | 99 | 123 |
1. 子宮頚がん | 13 |
13 | 15 |
2. 子宮頸部上皮内腫瘍 | 48 |
34 | 45 |
3. 子宮体がん | 34 |
22 | 24 |
4. 卵巣・卵管がん | 22 | 26 | 20 |
5. 外陰がん | 1 | 0 | 0 |
6. その他 | 10 | 4 | 19 |
・腹腔鏡 | 131 | 115 | 152 |
・良性開腹(帝王切開除く) | 51 | 38 | 46 |
・帝王切開 | 197 | 212 | 201 |
・膣式(悪性を除く) | 20 | 32 | 42 |
・その他(悪性を除く) | 25 | 34 | 31 |