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診療科・部門紹介

アイソトープ


アイソトープ(RI)とは?

アイソトープ(RI)とは、人体に影響しない極微量の放射線医薬品(RI:ラジオアイソトープ)を目印として用い、病気の診断や治療をする医療の分野です。核医学とも呼ばれます。

アイソトープ検査とはどんな検査?

放射線医薬品(RI:ラジオアイソトープ)を体内に投与すると、特定の臓器や組織に取り込まれ放射 線を出します。その体内分布をガンマカメラという特殊な装置で 体外から計測し、体内動態を追跡することにより、臓器の機能、 病変の所在や性質を診断する検査法です。放射線の測定は大 変高い感度で行えますので、微量の RI で安全に苦痛もなく身体 の各部分の形態や機能を画像化することができます。

放射性医薬品とは?

ラジオアイソトープを注射薬品やカプセルにしたものや、(ラジオアイソトープ)+(特定の臓器や細胞に集まりやすい物質)を混合させた薬品を言います。
体内に薬品を投与すると、体の外からは見えない病気の場所や臓器の状態、機能の異常を放射線という信 号を出して早期に知らせてくれます。 また検査だけでなく治療にも使われます。

主なアイソトープ検査の紹介

骨シンチグラフィ

骨の病気が検査対象です。
多くの場合、がんの骨への転移や炎症箇所を見つけ出すためですが
稀に骨の外傷、骨折、骨痛、骨粗しょう症を調べるためにも行います。

脳血流シンチグラフィ

脳は血流により運ばれたブドウ糖や酸素によって活動しています。多くの脳の病気は、血流の異常を伴っています。定量解析によって、脳血流のわずかな変化を見つける検査です。認知症などの定量診断に実施されます。

DAT SCANシンチグラフィ

ドパミン神経を評価する検査です。パーキンソン病やパーキンソン症候群、レビー小体型認知症などの診断に実施されます。

ミオMIBG心筋交感神経シンチグラフィ

ドパミン神経を評価する検査です。パーキンソン病やパーキンソン症候群、レビー小体型認知症などの診断に実施されます。

心筋血流負荷(Tl)シンチグラフィ

心臓の筋肉にどれだけ血流が流れているかを調べる検査です。狭心症や心筋梗塞、心筋症などの診断に実施されます。

心筋血流(Tc)シンチグラフィ

心臓の筋肉にどれだけ血流が流れているか、心臓が正常に膨らみ縮んでいるかを調べる検査です。狭心症や心筋梗塞、心筋症などの診断に実施されます。

腎シンチグラフィ

尿路感染症や膀胱尿管逆流症が腎に影響を与えていないかを調べる検査です。炎症などによる瘢痕診断に実施されます。

レノグラム

左右の腎臓の機能を調べる検査です。閉塞性腎疾患や腎血管性高血圧症、腎腫瘍などにおける分腎機能評価や治療後の経過観察時に実施されます。

ガリウムシンチグラフィ

腫瘍の診断や転移診断、炎症性疾患の診断、不明熱の原因病巣の検出時に実施されます。

当院のアイソトープ検査について

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